文章を書いたり、本を読んだりするために、接続詞や副詞、抽象的な表現、敬語を
マスターすることによって、より分かり易く自分の思いを伝えられたり、読書の幅を
広げられたりする。
人に何かを伝えたいと時、話と話の間に適切な「接続語」を使うと、全体の筋道が
わかりやすくなり、論理的に伝えることができるようになります。
志望理由を書くときに役に立ちます。
接続語の役割
●原因・理由」と結果をつなぐ
だから ゆえに したがって
●付け加える・並べる
また さらに そのうえ
●反対の内容をつなぐ
しかし ところが けれども
呼応の副詞・程度の副詞
「呼応の副詞」とは、あとに決まった言葉(打消の「・・・ない」など)を続ける
ことで、意味が成り立つ副詞のこと。
「程度の副詞」とは、数や状態の程度を表す副詞のこと。
同じ「食べた」でも、「少し食べた」と「たらふく食べた」では意味が違ってくる。
【呼応(こおう)の副詞」
「必ずしも(・・・ない)」
そうであるとは限らない
用例:子供が必ずしもニンジン嫌いとは言えない。
類義語:あながち
「たとえ(・・・ても・でも)」
もしそうであっても。
用例:たとえ雨が降っても決行する。
類義語:もし
「おそらく(・・・だろう)」
ほぼ間違いなく。
用例:この計画はおそらく成功するだろう。
類義語:おおかた きっと 多分
「まるで(・・・のような)」
ちょうど。(よく似ているということ)
用例:まるで雪のように白い肌だ。
類義語:あたかも さながら
【程度の副詞】
「いささか」
少しばかり。
用例:この話はいささか疑わしい点がある。
類義語:わずか ちょっと
「おびただしい」
非常に多い。
用例:島の上空におびただしい数の鳥が飛んでいた。
類義語:数えきれない
「たらふく」
腹いっぱい。
用例:大好きなカニをたらふく食べた。
類義語:十二分