税金とは、公共サービスを行う目的で、国や地方が国民から集めるお金のこと、
国に納める「国税」と地方に納める「地方税」があり、払い方によって、
「直接税」と「間接税」に分けられる。例えば「所得税」「法人税」などは「直接税」
で、「消費税」やもともとの値段に税金が含まれている「酒税」などは「間接税」に
あたる。
「税金」
道路や橋を造ったり、役所・学校・警察・消防署・自衛隊などの運営をしたりする
ために国民から集めるお金のこと。国に納める「国税」と、都道府県などに納める
「地方税」がある。「所得税」や「住民税」など、税金を払う必要がある人が
直接支払うものを「直接税」と呼び、温泉代金やお酒やたばこの値段に含まれている
「税金」は、お店で買った人の代わりに税務署に納めるため、「間接税」と呼ぶ。
「所得税」
給料などの中から、国に収める税金のこと。都道府県や市町村の地方にも納める
必要があり、その分は「住民税」と呼ぶ。
「法人税」
会社がもうけたお金(利益)から、国に納める税金。地方に納める分は「事業税」
と呼ぶ。
「消費税」
購入するものの値段に上乗せされる税金。年齢や収入のあるなしに関係なく支払う。
1989年に初めて、値段の3%の割合(税率)が税金としてかけられた。97年
に5%に、2014年4月からは8%になった。現在は10%と8%になっています。
お店から税務署などを通じて、国や都道府県に納められ(間接税)、医療や年金、
介護など、暮らしに身近なサービスに使われる。